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F1第6回和歌山県営和歌山競輪【WBS和歌山放送杯】

2020年9月22日(火)~2020年9月24日(木) 開催

更新 : 2020年9月18日

A級戦 展望
POINT

「捲りで仕留め、山口がS級へ驀進
    特進阻止へ 大石・清水がパワー搾り出す」

中村隆之(テレビ和歌山)

A級戦は中部地区と近畿地区からの斡旋。117期の山口拳矢がS級特別昇級を決められるか、それが最大の関心事だ。堀兼壽ら同県の援軍は豊か。鋭脚・愛敬博之も詰め寄る。打倒山口へ、大石崇晴や清水剛志を中心に包囲網を張る近畿勢の動向は見逃せない。それでは、地区ごとに有力選手を見ていこう。
はじめに、中部地区。山口拳矢が7月の本格デビューから3場所でチャレンジを卒業。特別昇班後も快速を飛ばして四日市、名古屋と完全優勝。ルーキーシリーズからの連勝を21に伸ばし、今回追加参戦となる。捲り、カマシで鮮やかに先手ラインを捕え、無傷での特進を狙う。堀兼壽が連係するか。山口拳矢の兄・聖矢と8月福井の決勝で同乗した際には前を回るなど、S級で揉まれた経験のある自力型ではあるが、ここは盛り立てつつ、最後は割り切ってのゴール前勝負へ。山田裕哉は前期に高得点をマーク。近況は流れ一息も、このあたりから再び上昇していきたいはず。藤原誠、北村篤が後位を固めていきそうだ。奥出良は6月四日市でV。特選シードの常連でS級も見えてきている。構成次第では岐阜勢と別線になりそうだが、力を出し惜しみせず果敢に仕掛けていくだろう。愛敬博之は前期まで長らくS級で戦っていた選手。降級後は2度の優勝を含め、6場所全てでV争いに加わっている。
一方の近畿地区。前期S級の大石崇晴が8月福井に続く優勝を狙う。今期は2班ゆえ予選スタートを強いられるが、勝ち上がりはきっちり人気に応えている。和歌山はデビュー地であり、昨年2月にA級優勝も果たしているバンク。小林卓人が大石の動きに乗って、降級後の初ヒットを目指す。清水剛志も力強い自力を放つ。2場所前福井では連日早めのスパートで3連勝V。酒井耕介が8月福井、9月豊橋同様、マークしていきそうだ。

*:直近4ヶ月
選手名 登録 級班 競走得点 決り手 BK
(数)





山口 拳矢 117 岐阜 A2 85.66 7 11 0 0 11
堀 兼壽 105 岐阜 A1 90.07 2 7 0 2 5
山田 裕哉 98 岐阜 A1 90.50 0 1 1 0 0
藤原 誠 69 岐阜 A1 89.87 0 1 7 4 0
奥出 良 109 石川 A1 90.11 2 5 0 0 10
愛敬 博之 94 愛知 A1 95.08 0 1 8 3 0
大石 崇晴 109 大阪 A2 96.73 5 5 1 0 8
小林 卓人 79 大阪 A1 87.73 0 0 2 3 0
清水 剛志 103 福井 A1 91.08 3 3 2 0 10
酒井 耕介 56 京都 A1 91.65 0 0 0 3 0
S級戦 展望
POINT

「山田・椎木尾 両者のデッドヒート
    根田が自慢のパンチ力で他派粉砕も」

中村隆之(テレビ和歌山)

今節は〈WBS和歌山放送杯〉。前回、昨年8月の同杯では植原琢也がS級初優勝を果たしている。S級戦は南関東、中部、近畿地区の選手が競走参加。1班は7人(9月18日時点)と少なめだが、山田久徳、椎木尾拓哉、根田空史を中心に、熱戦が展開されそうだ。それでは、地区ごとに有力選手を紹介していこう。
まずは、南関東地区。根田空史はグレード戦が主戦場の格上自力型。当所では6月高松宮記念杯の東一次予選で力強い逃げを見せた。近況も8月弥彦F1でV、9月伊東F1で準Vと好調を維持している。同県同期の加賀山淳も主導権を握れば、粘りを発揮する。来月の松戸G3に向け、弾みをつけたいはず。大塚玲は7月弥彦記念の予選1で根田のカマシ先行にぴったり続き、ゴール前では差し切った。今回は6月小田原F1以来の特選スタートとなりそうだ。
次に、中部地区。吉田茂生は今期、1班の座をつかんだ。自力の走法にも幅が広がり、前場所小田原記念では予選1で逃げ切り、4日目選抜は捲りを決め、シリーズ2勝をあげた。小嶋敬二は約24年ぶりの2班降班となったが、今なお豪快な勝ちっぷり。8月大垣の予選でも捲りを決めている。笠松信幸は8月函館G3で決勝4着。マーク、決め脚とも安定している。
近畿地区は層が厚い。藤井栄二は直近4ヵ月で見ても、23走中19走で最終Bを取っていて、7月福井では予選から3連勝。実に2015年2月以来、S級2度目の優勝を遂げた。そして、山田久徳と椎木尾拓哉が今シリーズの優勝候補。山田は6月高松宮記念杯の西準決勝で落車したものの、復帰した7月富山F1で優勝すると、8月松戸記念では予選1、準決勝で藤井との連係から勝利し、優出した。椎木尾はケガによる不調を乗り越え、8月富山記念、函館G3と好成績を収め、その後も松阪F1で決勝2着、豊橋F1で完全優勝と、縦横の俊敏な動きが目立つ。藤井を目標に戦えれば、山田と椎木尾が有利に抜け出すか。今後楽しみなのは113期の福永大智だ。S級初戦だった7月和歌山F1で早速決勝進出。富山記念の予選2では竹内雄作を叩き切るなど、記念クラスでもアピールしている。松村友和は今期、デビュー18年目で初めてのS級1班となった。福永とは直前の岐阜記念で連係している。三谷政史は予選クラスでは上位の1車。今回は準決勝をクリアし、5月名古屋以来の優出を狙う。

*:直近4ヶ月
選手名 登録 級班 競走得点 決り手 BK
(数)





根田 空史 94 千葉 S1 107.91 7 4 0 0 14
大塚 玲 89 神奈川 S1 104.19 0 0 3 0 0
吉田 茂生 98 岐阜 S1 103.05 4 3 0 0 4
小嶋 敬二 74 石川 S2 102.15 1 5 0 0 4
笠松 信幸 84 愛知 S1 108.56 0 0 5 4 0
藤井 栄二 99 兵庫 S2 105.86 7 4 0 0 19
山田 久徳 93 京都 S1 109.87 1 2 4 0 3
椎木尾 拓哉 93 和歌山 S1 110.22 0 2 13 1 0
福永 大智 113 大阪 S2 102.58 4 9 0 0 11
松村 友和 88 大阪 S1 99.50 0 0 1 2 0
三谷 政史 93 奈良 S2 102.92 0 0 2 2 0

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