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レース予想

F1第3回後節和歌山県営和歌山競輪【ワールドエボ・和歌山放送杯】

2019年8月7日(水)~2019年8月9日(金) 開催

更新 : 2019年8月4日

A級戦 展望
POINT

「積極的な福永、鋭く捲る石口
    全力疾走の久保田、戦歴上位の菅田も」

中村隆之(テレビ和歌山)

今節のA級戦は全国斡旋。積極的に駆ける113期の福永大智や、鋭く捲り上げる石口慶多の近畿勢をはじめ、久保田泰弘、菅田和宏、佐藤和典ら、激しいV争いとなりそうだ。それでは、地区ごとに見ていこう。
はじめに、北日本地区。菅田和宏は降級後3場所目の青森で結果を出した。初日特選は4番手からの追い込み、準決勝は3番手を奪い切っての2角捲り。位置さえ取れれば力強く踏み込んで別線を捕える。大泉英則がマーク。地道に得点を上げてきている。
次に、関東地区。野中祐志と新井剛央の埼玉コンビが中心。野中は2場所前の岐阜でV。決勝は単騎ながら追い上げ、2角5番手からスピード良く仕掛けた。今節は5月奈良以来の特選回りとなりそうな新井。差脚は堅調だ。
続いて、南関東地区。佐藤和典の決め脚が光る。6月に地元の川崎を制すと、前走の大垣でも貫禄の番手戦で今年2回目の優勝を果たした。しぶとく上位へ食い込む宮倉勇も見逃せない。
中部勢は主力不在も、本村隆文に期待がかかる。ラインマークが増えたが、目標がなければ今でも捲りを繰り出す。6月四日市2日目選抜の7番手捲りは徐々に加速して届いた。
かわって、近畿地区。注目は福永大智だ。3月に特別昇班し、その後転倒が続いたものの、A級で既に2回の優勝。直前の立川でも3日間、積極的に動いて主導権を握っていた。長期欠場が気がかりも、同郷の渡邉泰夫がマークし援護。今年ここまで5回の優勝を誇る石口慶多もV候補の一人。引いてからの捲り返しが勝ちパターンだが、前場所武雄では長い距離を踏んで粘っていた。菱田浩二の先行捲りも力があり、まず初日の予選で人気に応えるか。追走技術に長けた池田智毅がライン決着を狙う。
そして、中四国地区。今期から1班の久保田泰弘が主軸。7月小倉など、近況5場所で3度の優勝。粘りやしぶとさも含まれた自力脚で勝負強さを発揮する。石坂永伍は7月岐阜で3ヵ月半ぶりの決勝進出。鳥生知八、森岡正臣は中国勢の後位でチャンスを待つ。
最後に、九州地区。立石拓也はマークの競走も多いが、3場所前の高知3日目一般で最後方から捲りを決めるなど、依然縦脚に威力あり。重一徳は近況1着が多く、3場所前の富山では2連勝で優出した。

*:直近4ヶ月
選手名 登録 級班 競走得点 決り手 BK
(数)





菅田 和宏 88 宮城 A1 97.11 3 2 1 0 8
野中 祐志 98 埼玉 A1 87.53 0 9 1 0 2
新井 剛央 86 埼玉 A1 89.51 0 0 11 2 0
佐藤 和典 70 神奈川 A1 94.51 0 0 12 4 0
福永 大智 113 大阪 A2 94.33 9 8 1 0 17
渡邉 泰夫 62 大阪 A1 90.60 0 0 0 0 0
石口 慶多 103 兵庫 A1 93.57 3 8 0 0 6
池田 智毅 68 和歌山 A1 87.66 0 0 3 3 0
久保田 泰弘 111 山口 A1 93.38 3 7 1 0 11
鳥生 知八 77 愛媛 A1 89.16 0 0 2 2 0
森岡 正臣 75 高知 A1 88.13 0 0 2 0 0
立石 拓也 72 福岡 A1 88.40 0 2 4 2 0
重 一徳 57 鹿児島 A1 88.04 0 0 8 2 0
S級戦 展望
POINT

「飯野・高久保・室井・筒井・笠松
    113期の植原も初Vのチャンス」

中村隆之(テレビ和歌山)

オールスター競輪を控え、トップクラスが少なく、機動力ある飯野祐太や高久保雄介、得点上位の室井健一、筒井敦史、笠松信幸ら実績者は揃うものの、混戦の様相。113期の植原琢也にもS級初優勝のチャンスは十分ある。それでは地区ごとに見ていこう。
はじめに、北日本地区。長らくグレード戦でも好走する飯野祐太。もちろんF1では各場所で優勝争いに加わっている。坂本周輝が勝ち上がれば、好連係で抜け出すか。
次に、関東地区。1班はいないが、予選から植原琢也が快進撃を飛ばすか。5月にA級で9連勝し、特別昇級。S級では2場所走ったF1でいずれも決勝入り。7月の小松島記念は2連勝で準決勝まで進んだ。6月のレインボーFでS級に復帰した藤原憲征も勢いがある。直前の地元記念では決勝3着に入った。
続いて、南関東地区。注目は格清洋介だ。前期A級ではV7。定期昇級後初戦の西武園F1でいきなり決勝に乗った。武田憲祐は準決勝で格清と初連係できれば、好位抜け出して4月西武園F1以来の優出へ。江守昇は4月伊東G3で負傷し欠場中。ただ、和歌山はS級V歴もあり、相性がいい。
かわって、中部地区。笠松信幸、山内卓也は名古屋オールスターに出場できない悔しさをここでぶつける。笠松は近況、6月四日市G3、7月小松島記念で準決勝まで進んでいる。山内はケガの影響で鋭脚が見られないが、元来成績の良い当所で浮上のきっかけを掴めるか。
そして、近畿地区。高久保雄介は今年ここまで1着15回。捲って仕留めるパワーは誰もが認めるところ。5月静岡F1以来となる特選スタートを生かして勝ち上がるか。藤田勝也は7月富山F1で決勝進出。落車が多く、波に乗り切れないが、構成に応じて柔軟に戦える。
西日本地区は強力自力型が少なく、追込み陣はどう戦うか。筒井敦史は7月玉野F1で2連対。吉永好宏も予選を中心に安定している。室井健一はここ4場所、続けてF1で決勝に乗っている。木村隆弘は7月の小松島記念で健闘したのが印象的。

*:直近4ヶ月
選手名 登録 級班 競走得点 決り手 BK
(数)





飯野 祐太 90 福島 S1 105.00 0 3 2 0 0
植原 琢也 113 埼玉 S2 103.15 2 10 1 0 10
藤原 憲征 85 新潟 S2 103.43 0 0 7 3 0
武田 憲祐 93 神奈川 S1 101.92 0 0 3 2 0
江守 昇 73 千葉 S1 0.00 0 0 0 0 0
笠松 信幸 84 愛知 S1

104.92 0 0 5 4 0
山内 卓也 77 愛知 S1 102.95 0 0 3 0 0
高久保 雄介 100 京都 S1 103.88 1 7 0 0 5
藤田 勝也 94 和歌山 S2 100.31 0 0 1 1 4
筒井 敦史 85 岡山 S1 105.62 0 0 4 2 0
吉永 好宏 80 広島 S2 101.47 0 0 3 1 0
室井 健一 69 徳島 S1 108.44 0 0 4 2 0
木村 隆弘 91 徳島 S2 104.85 0 0 2 1 0
※吉永好宏選手は欠場です。
S級ワールドエボリューショントーナメント 展望
POINT

「トルーマン・ボスが力の違いを披露
    坂本が間隙を縫ってゴール前逆転Vへ」

中村隆之(テレビ和歌山)

2年ぶりにワールドエボリューショントーナメントが、7月川崎、8月和歌山のF1内で実施。短期登録の外国人選手を含め14人が参加し、予選1、予選2の着順ポイントで決勝メンバーが決まるなど、3日制で優勝が争われる。競輪のようなライン戦ではない、単騎での戦いが見ものだ。
外国勢は、ジョセフ・トルーマンとテオ・ボスの2選手が参戦。トルーマンは今回の来日で優勝が5月豊橋F1の1回だけだが、6月宇都宮F1、7月高松F1でも強さが際立っていた。ボスは今回が8回目の来日で、今年は既に3回の優勝を果たしている。和歌山は2016年11月に一度走って11(4)だった。
櫻井正孝は6月久留米記念で優出している。今回は競輪とルールが違い、横の動きが制限されるものの、うまく位置を取って縦に仕掛けるか。横山尚則は昨年1月の当所記念で決勝に乗り、武田豊樹の前で先行した実績も。ライン戦ではないが、河野通孝が3日目の決勝で弟弟子にあたる横山との同乗を目指す。稲村好将は6月の函館記念で決勝に乗った。好追走から、直線勝負に持ち込めるか。松坂英司は7月平塚F1決勝で絶好の展開をモノにできず。その分を今節晴らすか。藤井昭吾は4月高知記念で4日間先行するなど、格上相手にも怯まずアタックする。前反祐一郎は5月宇都宮記念で2勝。一次予選は4番手から、3日目特選は5番手から、直線外を強襲して突き抜けた。坂本健太郎は6月広島F1で捲って優勝すると、久留米記念では通算400勝を達成。直前の弥彦記念は3連対と、調子が良さそうだ。

*:直近4ヶ月
選手名 登録 級班 競走得点 決り手 BK
(数)





ジョセフ・トルーマン - イギリス S2 110.83 7 2 1 0 8
テオ・ボス - オランダ S2 111.55 12 3 2 0 14
櫻井 正孝 100 宮城 S2 108.30 0 4 1 0 2
横山 尚則 100 茨城 S1 103.25 1 2 0 0 5
河野 通孝 88 茨城 S1 106.96 0 0 6 2 0
稲村 好将 81 群馬 S2

101.21 0 0 0 2 0
松坂 英司 82 神奈川 S1 104.44 0 0 1 1 0
藤井 昭吾 99 滋賀 S2 97.35 3 1 0 0 6
前反 祐一郎 81 広島 S2 101.72 0 1 3 1 0
坂本 健太郎 86 福岡 S1 109.44 0 8 5 2 1

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