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レース予想

F1第12回和歌山県営和歌山競輪【WTV テレビ和歌山杯】

2022年12月7日(水)~2022年12月9日(金) 開催

更新 : 2022年12月2日

A級戦 展望

中村隆之(テレビ和歌山)

POINT

「緒方が今期5回目のV獲りへ
        三浦・高津・坂本も有力」


今シリーズは中部から九州地区にかけての選手参加。今期降級後、優勝4回、準優勝5回と好成績をあげる緒方将樹が他をリード。捲りやカマシを放ち、押し切り勝ちを目指す。自在性を併せ持つ三浦貴大が対抗へ。ライン追走から高津晃治、坂本匡洋の抜け出しも。注目選手を見ていくと・・
はじめに、中部地区。三浦貴大が持ち前の機動力で他派を捕えるか。直前の大宮ではしぶといレース運びを見せて準決勝1着クリア、決勝は2着に入った。来月からは初めてS級で戦うことが決まっていて、残りのA級戦を良い形で締めたいところか。愛敬博之に代わり、谷田泰平が追加で入った。追い込み基本だが、いざとなれば捲りも繰り出せる。来々期のS級確保に向け、得点面で上積みできるか。鈴木伸之が岐阜後位を回る。縦の鋭さに特長があり、予選については近況1着を獲り続けている。
次に、近畿地区。119期の徳田匠がレースの主導権を握っていきそう。6月にA2へ特別昇班し、1・2班戦でも(走った)12場所全てで上位入着し、準決勝へ進んでいる。堀僚介は11月四日市で降級後2回目の優勝。初日特選は後輩の仲野結音に振り切られたが、決勝ではきっちり差し切った。また、前場所福井の準決勝では鮮やかな捲りで本領発揮している。坂本匡洋が完全復調。着をまとめていて、9年ぶりのS級も見えてきた。中野智公は転倒の影響が気になるものの、気合いの走りでV争いに絡むか。
かわって、中四国地区。滝本泰行は前走の地元戦で完全V。予選はカマシ先行、準決勝は4番手キープからの追い込み、決勝は中四国結束で近藤翔馬マークから最終Bで発進し、山本奨を振り切った。連係する山崎泰己や高津晃治も地力がある。山崎は特選メンバーの常連になりつつある。高津は10月武雄決勝で単騎ながら捲りを繰り出し、今年2回目のVを遂げた。吉川嘉斗は失格や落車等でリズムに乗り切れないながらも、機敏な動きでコンスタントに決勝へ進んでいる。
最後に、九州地区。119期の田村大がラインの先頭で突進する。6月末に特別昇班し、その後も早めの仕掛けで見せ場を作っている。117期の緒方将樹は前期S級で健闘。降級後は10月富山決勝で仲野結音-徳田匠の近畿勢を破るなど、4回の優勝を果たしている。来期のS級復帰は決まっているが、その前に行われるレインボーカップA級ファイナルで特昇を狙う。そこへ向けて弾みをつけられるか。119期の田川翔琉は4月に特昇。直前の久留米の落車は気がかりだが、ここまでは軽快な立ち回りで順調に得点を上げてきた。自力型に続いて松本大地、高木和仁が好位を回りそう。高木は5月に通算300勝を達成。マーク、決め脚は依然安定している。

*:直近4ヶ月
選手名 登録 級班 競走得点 決り手 BK
(数)





三浦 貴大 115 岐阜 A1 92.30 0 6 3 0 2
谷田 泰平 93 岐阜 A1 90.45 0 2 5 2 1
鈴木 伸之 87 愛知 A1 90.13 0 0 8 1 0
徳田 匠 119 京都 A2 89.23 11 2 0 0 13
堀 僚介 109 大阪 A1 90.91 0 6 3 1 4
坂本 匡洋 91 大阪 A1 91.73 0 0 5 5 0
中野 智公 99 和歌山 A1 89.37 0 0 3 8 0
滝本 泰行 107 岡山 A1 91.38 6 2 5 0 8
山崎 泰己 101 岡山 A1 90.75 0 3 6 0 0
高津 晃治 87 岡山 A1 91.85 0 1 8 1 0
吉川 嘉斗 105 徳島 A1 89.31 0 0 6 3 0
田村 大 119 宮崎 A2 89.66 7 3 1 0 11
緒方 将樹 117 熊本 A1 94.37 5 11 1 0 9
田川 翔琉 119 熊本 A2 89.80 2 2 2 0 3
松本 大地 81 熊本 A1 87.05 0 0 2 5 0
高木 和仁 76 福岡 A1 90.50 0 1 5 3 1
   
S級戦 展望

中村隆之(テレビ和歌山)

POINT

「松岡-荒井vs犬伏-小倉
        野原・町田も加わりヒートアップ!」


1班16人をはじめ、有望な若手が斡旋されるなど、好メンバーがオレンジバンクに集う。先の競輪祭でファイナルに進んだ荒井崇博や、タイトルホルダーの小倉竜二、ラインを牽引する野原雅也、平塚でのヤンググランプリに出場予定の松岡辰泰、犬伏湧也、町田太我らが優勝候補。松岡に乗る荒井か、犬伏や町田をリードしながら抜け出す小倉か、実績者のレース運びに注目だ。それでは、地区ごとに主力選手を見ていこう。
まずは、中部地区。不破将登が先月に続き、正規配分で和歌山を走ることに。11月当所では予選と3日目特選で先行勝負し、粘りを発揮。富山G3でも3連対と出来自体は良さそうだ。横関裕樹は前走の西武園F1で今年最初の優出。松岡篤哉は11月防府記念で準決勝まで進んでいる。柴崎淳は9月松阪で節目の通算300勝を達成。直前はホームで行われた四日市記念と、競輪祭を走っており、戦歴上位の立ち回りが期待される。岡本総は目立ったヒットこそないが、F1開催では多くの場所で決勝に乗っている。近況も1着の多い小堺浩二と、富山G3で気を吐いた宮越孝治の北陸勢も見逃せない。
次に、近畿地区。野原雅也が自力豊かなところを見せる。最近は寛仁親王牌、防府記念、それに地区プロ(チームスプリント)を挟んで競輪祭とグレード戦が続いているが、上位陣を相手に勝ち負けしている。高久保雄介は11月四日市F1準決勝で菊池岳仁を捲って捕え、野口裕史を後方へ置いて不発にさせた。山本伸一は競輪祭で一般戦ながら捲り追い込んで勝利。G1での1着は一昨年の和歌山での高松宮記念杯以来だった。来期初めてS1となる藤井昭吾も、予選や敗者戦を中心に1着を量産している。
かわって、中国地区。町田太我がラインの前で躍動する。9月末の広島F1で優勝し、10月松阪記念で通算100勝を挙げたが、その後の寛仁親王牌や競輪祭では強豪相手に捲られるシーンが目立った。ただ、広島記念、ヤンググランプリを控えているだけに、この辺で流れを変えたいところか。追加で入った西田雅志は来月、2012年後期以来、21期ぶりにS1へ返り咲く。三宅達也は11月高松F1で決勝2着に入るなど堅調。楽しみなのが、積極的に駆ける藤原俊太郎。8月岐阜F1で予選から3連続完封し、S級初Vを果たした。直前の玉野F1でも準決勝で粘りを見せて押し切っている。
一方、四国地区。犬伏湧也が猛スパートで別線を叩き切るか。8月オールスターでG1デビュー。競輪祭では5走中4走で最終Bを取った。町田同様にこの後は広島記念、ヤンググランプリに臨む。ちなみに、当所は昨年6月のルーキーシリーズで一度走り、3連勝を飾っている。大師匠にあたる小倉竜二が貫録たっぷりの統率を見せる。足場不在だった11月京王閣F1の初日特選では佐々木悠葵を捲り切るなど、底力はメンバー屈指。直前の競輪祭でも3連対している。久米良は今年、4つのG1に出場。着実に地位を上げてきた。門田凌は9月松山F1で念願の地元バンク初Vを決めた。自力、マーク両面走法で上位進出をはかる。
最後に、九州地区。松岡辰泰は2場所前に和歌山を走ったばかり。そのF1開催では3日間とも躍動し、ライン決着へと導いた。G3やF1での活躍ぶりを見ていると、今年ここまで優勝ゼロというのが信じられないほど。そして、荒井崇博が決定力を発揮する。今年は日本選手権、高松宮記念杯、サマーナイトフェスティバルで優出。9月共同通信社杯では通算500勝を達成し、競輪祭で決勝に駒を進めるなど、充実した一年となっている。坂本健太郎は10月西武園F1、富山F1で決勝進出。田中誠は補充参戦した競輪祭で落車。状態はどうか。

*:直近4ヶ月
選手名 登録 級班 競走得点 決り手 BK
(数)





不破 将登 94 岐阜 S1 104.88 4 6 3 2 7
柴崎 淳 91 三重 S1 108.66 1 2 6 1 3
岡本 総 105 愛知 S1 107.17 0 0 0 8 0
宮越 孝治 82 富山 S1 104.50 0 0 4 3 0
野原 雅也 103 福井 S1 111.13 4 6 1 0 12
高久保 雄介 100 京都 S1 108.06 1 2 3 1 5
山本 伸一 101 奈良 S1 105.00 2 2 1 0 4
町田 太我 117 広島 S1 106.50 8 0 0 0 14
三宅 達也 79 岡山 S1 105.40 0 0 5 2 0
犬伏 湧也 119 徳島 S2 108.65 8 2 0 0 15
小倉 竜二 77 徳島 S1 113.10 0 2 8 1 1
久米 良 96 徳島 S1 108.85 0 0 6 3 0
門田 凌 111 愛媛 S1 105.92 2 3 5 0 3
松岡 辰泰 117 熊本 S1 110.13 1 5 0 0 4
荒井 崇博 82 佐賀 S1 114.43 0 3 3 0 2
坂本 健太郎 86 福岡 S1 105.80 0

0

0 4 0
田中 誠 89 福岡 S1 104.22 0 0 2 0 0

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