
開設66周年記念「和歌山グランプリ」は、郡司浩平選手〔神奈川・99期〕のGIII初優勝で幕を閉じました。上がりタイム11秒フラットの捲り追い込み。まさに大逆転劇でしたね。
戦前のシリーズ展望として、近畿地区の戦力が十分なのはもちろん、南関東地区の自力型が揃っていることや、北日本地区と関東地区のメンバーが強力なことから、東の遠征勢が有利かなと考えていました。ただ、開催1日目に武田豊樹選手〔茨城・88期〕が戦線離脱。2日目には新山響平選手〔青森・107期〕と山崎芳仁選手〔福島・88期〕のラインが二次予選で敗れて、情勢が変わっていきました。
そんな中、和歌山勢の健闘が光りました。開設33周年後節(1982年10月開催)を制した金谷和貞さん〔45期・引退〕以来の地元選手の優勝が期待されましたが、また次回以降にお預けです。

和歌山グランプリ〈WGP〉の歴史に、
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